2022/5/26 全日本選手権ロードレース(マスターズ40~49) | team H2R|サイクリングチーム|ロードバイク|山口県

2022/5/26 全日本選手権ロードレース(マスターズ40~49)

2022/5/26 全日本選手権ロードレース(マスターズ40~49)

初めての全日本選手権。

マスターズ(40~49歳の部)に出場してきた。

 

約12kmのコースを7周。

先週の中国地域ロードでは8周だったので1周少ない。

 

レース1時間前に検車とサインをするため移動し、その後時間まで身体を温める。

 

レース20分前、良いスタート位置に並ぶ為に移動するも、すでに結構な人数。

言っても仕方ないのでしばらく談笑し時間を過ごす。

 

 

今回はサポートに4名も来てくれて、安心だ。

 

 

今回のレースは初めてのマスドスタート(よーい、ドンってやつ)。

いつものローリングと違いまったりしない、最初から強度が高い、速い、インターバル地獄。

 

集団の前々に位置するように注意するも、流石に全日本だけあって、ちょっとでもラインがズレたりすると、すぐに位置を奪われる。

最前線でアタックする力はないので、なるだけ集団内で走るように心がける。

 

3周目までは集団で、いつものように心拍に気を付けながら走る。

 

3周目終わりの補給ポイント。

まだドリンクは十分あったが、中国地域で補給ミスをしてしまってドリンクなしで走る経験があった為、早めに受け取ることにする。

チームの大久保さんが僕が近づいたのに気付いてスペシャルドリンクに持ち直してくれて、無事に受け取ることができた。

 

そのまま三段坂~展望台へ。

相変わらずのペースだが、減量のおかげかいつもより身体は軽く感じる。

補給もチャンスを見て積極的に取るようにする。

 

4周目ドリンクボトルを捨てたかったが、位置が悪くコースの左端に寄るには他の選手に迷惑が掛かりそうだったので、この周はパスして5周目へ。

 

集団はスピードを増して下りへ。その後の橋で橋の路面ぎりぎりまで膨らんでしまい、路面の端の砂に取られフロントがスリップ。

フロントタイヤが宙を浮くも、咄嗟に重心移動してなんとか転倒を免れる。

後ろに居た選手のみなさん、危ない思いをさせてごめんなさい。

これが落車とか事故の原因にならなくてよかったです。

 

ちょっと気持ちが切れて、上りへ。

ダンシングすると右太ももが攣りそうな気配。

シッティングメインの方が良いかなと考えながらも集団はゆるまないので、ちょっとずつ集団の後方へ下がる。

 

集団の最後尾付近で三段坂に入る。このまま千切れてしまえばそれで終わり。

 

しかし、このままでは何の為にこの日まで努力してきたのかを考える。

ここで千切れる訳にはいかない。と思い直し、少しずつ集団の前方まで戻る。

三段坂後の展望台上りで、踏み抜いてなんとか集団の真ん中の位置まで戻る。

 

5周目のラストでドリンクボトルを捨てる為、コース左端へ。

ボトルを投げて集団に復帰して6周目へ。

 

相変わらずのペースで走るが脚はなかなかヤバそうな感じで、パワーを掛けると攣りそう。

上りに入るとかなり辛いけど、気持ちが切れたらおしまいと思い、食らいつく。

なんとか三段坂まで持ちこたえ、一段目をクリアするも、二段目で両足の太ももが攣る。

 

止まってしまっては完走すら危うくなってしまうので、無念だが集団から離れ脚を守りつつ走ることに。

同じような状況で集団からこぼれてしまった選手が数名居たので、すかさず「回しましょう」と声を掛ける。

 

最終周回に入る前で、「上りは控えめに、平坦下りを踏みましょう」と声掛けする。

練習仲間である西川さんとも6周目の補給位置でパックになり、7名くらいのパックで最終周回を迎える。

 

7名で三段坂手前まで走るも、一人の選手が上りでペースを上げていたが、ペースを上げて崩壊しても困るのでこれは見送る。

残る6名で三段坂後の展望台上りに差し掛かると、西川さんがアタック。

 

誤魔化しながら走っている私がついていけるはずもなく、これを見送る。

残る5名もギリギリな感じ。

 

下りに入って、ラスト3km。

下りの終わりで西川さんに追いつき、最後の500m、S字コーナーへ先頭で入る。

 

ここからは登り基調のホームストレート。

40代は3名居る。なんとしても頭を取りたい。

 

脚はダンシングするとすぐに攣るとわかっていたのでシッティングで行くと決める。

S字を抜けたきつい上りから上げて行くが、一列棒状で後方についてくる。

 

振り切る為にパワーを上げつつ、ドラフティングから外すようにコースを目一杯使って走る。

 

なんとかそのまま振り切ることに成功し、ゴールラインへ。

ラストのヘアピンからゴールラインまで約50秒の平均が433w。

体重は朝測れなかったけど帰宅後が57.8kgだったので、7.49倍くらいだった。

 

レースが終わったあとは、小口さんが水と氷をもって待っていてくれた。

計測チップやゼッケンプレートの返却もあったが、全て対応してくれた。

ほんとにありがたい。

 

 

結果は総合35位。年代別15位でゴール。

 

 

個人的には、いろいろ努力してきて出た結果なので満足。

もっと上位を目指せよ、悔しくないのかと思うかもしれないけど、今出来ることは出来たし、自分の力は出し切れたと思うので、それはまた次回に。

そして、今回レースに集中できたのは、サポートしてくれた大久保さん、小口さん、はるかさん、江越さんあってのこと。

本当に感謝です。

 

帰りには、我慢していた甘い菓子パンを食べ、帰宅後は久しぶりに我慢せず奥さんの美味しい晩御飯を頂いた。

暫く休みたいな、と思うけど、次は再来週のさくらおろち湖ロードレース。前回はDNFだったけど、今回は戦えるレベルになってるんじゃないかと思う。

がんばろう。

 

画像はゆーたさん、gamiさん、はるかさん、門さんの撮影したものを使用させて頂いております。

撮影ありがとうございました。

 

 

 

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