きらら浜サイクルミーティング2月大会(レースレポート)

きらら浜サイクルミーティング2月大会(レースレポート)

2月28日(日)

この日は山口県自転車競技連盟(県車連)主催の、きらら浜サイクルミーティング。昨年の7月大会以来、今回もH2Rのメンバーとして出走。出場種目は2時間エンデューロ(ソロ)。練習会と位置付けられた今回のレース、自分たち一般のサイクリストにとっては、実業団選手たちの胸を借り、今の自分の実力を把握できる貴重な機会だ。

必死になりすぎてオボロな記憶だが、以下、だいたいこんな感じだった…的、きらら浜サイクルミーティング2月大会(2時間エンデューロ)の記録。

写真:レース前に
「(ん??…ぶい、しぃ?)」
前夜に舞い込んだプロチームの参戦情報。
今大会は事前に出走メンバーが分からないため、勝手な憶測で展開を妄想していのだが、シロウトの皮算用はいきなり白紙に返される。
とはいえ、普段走れない環境で、普段一緒に走れない人たちとのレース。トップレベルを走るプロレーサーやエリートクラスの選手たちを相手にどこまで食らいついていけるのか。現状の実力を測るにはまたとない機会だ。
写真:コースレイアウト
今回のコースは1周1.3kmの周回コース(右回り)。
完全なフラットで、いつも登りで物語が終わる自分にとってはありがたいコースだ。
CTL:87.6
TSB:▲4.3(4日前より回復傾向)
体重:77.5kg
当日のデータ的にはこんなもの。
果たして…
写真:レース序盤
いざ、ローリングスタート。。。………ガシャガシャーッ…!!
何年か前、とあるヒルクライムレースでも盛大にやらかしたが、またしてもクリートのキャッチミス(常習犯ですスミマセン…)。落車することはなかったにせよ、周囲の人に謝りながら、最初の周回へ。
1コーナーを回ったところでアクチュアルスタート。グーッと加速が掛かる。まずは序盤のセレクション。VC Fukuokaを中心に、チームファンサイクル、eNShare、Aki Risingほか県外勢が入れ替わり立ち替わり、カチアゲの応酬。L7を連打せざるを得ない状況が続く。お世辞にもレース経験は多くないが、2時間の長丁場。15分も経てば、序盤の殴り合いも落ち着くだろう…と思っていた。
写真:一般サイクリストには、サバイバルすぎる展開に・・・
しかし、ペースが乱高下する状況は延々と続く。予想外の展開に(これが普通なのかもしれないが)、20分を経過したところでチームメイトのTAKEさんと、我が後輩のaveくんが脱落。メイン集団(?)は、意思疎通のままならないまま戦局は泥沼化。結果的には、逃げ3人、追走集団が3〜4人、それを10〜15人くらい?で追う形となったメイン(と思われる)集団。そんな形で一旦は落ち着いた。自分がいたのはこのメイン集団。ローテを回せていたのはその内の半分くらいだったか。
1時間少々を経過したところで、メイン集団は追走集団を吸収し、8人くらい。県内勢でこの集団に残っているのは、みmonda師匠と自分、そして県車連のF田さんとM鍋さんの4人となった。
写真:飛び出すVCの選手にブリッジ
1時間20分を過ぎたあたりだろうか。
(正確にはわからないが)
逃げていたVC Fukuokaのヒム69こと、ヒムロックさんがメイン集団を捉え、メイン集団が全員周回遅れとなる。仮にもここから1位を狙うとすれば、この集団を抜け出してヒムロックさんをラップし返すほかなくなった。
その直後か、オレンジ色のユニフォームを着たVC Fukuokaの選手が飛び出したのをキッカケに分断されたメイン集団。すかさずブリッジをかけて前にしがみつくと、さらにヒムロックさんが飛び出し単騎逃げ。驚異的な体力である。みmonda師匠ほか、県内勢とは分断されてしまい、結局そこから、VC FukuokaのM留くんと自分の2人旅が続くこととなる。
写真:二人旅・・・
M留くんと2人でローテーション。

ここまでの激しい展開でバラバラになった60人近い出場者が、1周1.3kmの周回コースにごった返している状況。誰が何位のグループを走っているのかも正確に把握できないなか、少なくともM留くんと自分は同じ周回数で並んでおり、表彰台圏内の可能性があるという認識だった。

先頭に追いつくのも困難だが、後続も離れている。1ラップ少々の差で先頭を走るヒムロックさんがM留くんと同じチーム(VC Fukuoka)であることを考えれば、協力して前を追うわけにもいかないだろう。膠着状況のまま、2人で周回を重ねていく。

1時間40分を過ぎたあたりで、2ラップしてやろうと言わんばかりに飛び出していたヒムロックさんが後退してくる。これを吸収すると、さらにみmonda師匠とF田さんのグループを1ラップして吸収。そして、勝負は最後の5周回へ…
写真:終盤5人のローテーション
この時点で、集団には暫定トップのヒムロックさん。-1ラップでM留くんと自分、-2ラップでみmonda師匠とF田さん。この5人のローテーション。そのほか、VC Fukuokaエリートのジャージが2人、チームファンサイクルが1人、集団の後ろにいたかな?という状況。

ヒムロックさんとM留くんがゴソゴソと最終局面の段取りをしている。メイン集団をラップしたヒムロックさんは1位がほぼ100%確定している状況。-1ラップで2位争いはM留くんと自分(実はもう1人、2位争いがいたが、最後の駆け引きには絡んできた感じはない)。当然、ヒムロックさんがM留くんをアシストし、自分より前でゴールさせる作戦だろう。

その2人のフォーメーションを崩してやろうと、未熟者なりにM留くんの後ろを取りにいくと、絶対にそこには入れまいとするヒムロックさんの激しいガード。VC Fukuokaでもトップレベルに位置するであろう人に、勝負相手として?ここまで強く向かってきてくれる状況にテンションが上がる。(単に邪魔だっただけかもしれないがw)
みmonda師匠「マークされちょるよ」

みmonda師匠「後ろから来るけえ、絶対付かんとダメよ」

最終周回に入る手前、集団のなかで、みmonda師匠が声をかけてくれる。その直後…


写真:最終周回へ(この直後、右(写真でいう左)からアタックがくる)

みmonda師匠「右!右!右!」

最終集団の鐘を聞きながら、ヒムロックさんがM留くんを従えてアタック。こんなに早いタイミングで仕掛けられるとは考えておらず、正直なところボーッとしていた。

これに対し、この日最高となる1,286w(5秒約800w)を繰り出して2人の後ろにつけると、続け様に1コーナーの立ち上がりで加速する2人の後ろを926w(10秒約470w)で耐える。向正面でもう1発チャージされたが、928w(15秒約500w)でなんとかクリア。この土壇場にきて、やってることは暴れるGマグロの猛打に耐える、脳筋回遊練そのもの。
4コーナーを回って最後の直線。ここまで打ちまくれば、さすがのヒムロックさんといえど、もうその背中に力はない。M留くんが発射する前に2人を一気に捲り、堂々先頭で最後のスプリント。久しぶりのリミッター解除で、心拍数をZone X(リミッター解除したときにだけ入るゾーン)に突っ込む。
写真:ゴール前
ゴール前、食い下がるM留くんをなんとか振り切り、2位争いをモノにする。優勝した訳ではなかったが、意味も分からずガッツポーズ。(酸欠で知能指数が0.2くらいしかなかった)
(めちゃくちゃ恥ずかしいwww)
最後のスプリントは20秒837w (最大1,093w)。
リミッターは上手に外せたが、最終局面ではこんなものなのだろう。
(あとがき)
トレーニングレースと位置付けられた今回の大会。コロナ禍の影響で残念ながら表彰式もなかったわけだが、だからこそというべきか、普段は一緒の舞台で争うことのないような人たちと勝負できる機会に恵まれた。
レース的な反省を言うならば、バイクコントロールにせよ駆け引きにせよ、体力まかせが過ぎることだろうか。レース後にログを見ると、全ての周回において最大パワーが500〜1,000w台。毎周回に1回ということはないだろうから、2時間で60周走る間に、70〜80回くらいは(瞬間最大とはいえ)600wとか700wを出していることになる(900w台も連発してた)。そう考えると、軽量級の選手がボロボロ千切れていったのも無理はないのかもしれない。まあ、レースではこんなものなのかもしれないが。ただ、2時間のNPは285wだったので、その分サボるのも得意なのかもしれない(笑)
写真:心拍とパワーゾーン
久しぶりのレースだったが、今までにない良い経験になった気がする。
(おしまい)
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